太陽光発電事業者の皆さまへ

  • 2021/1/11

今般の記録的な寒波並びにそれに伴う豪雪により、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。豪雪による太陽光発電所の被害報告も増えてきており、もし何かお困りのことがありましたら遠慮無くASPEn本部までご連絡ください。

この寒波・豪雪の被害に加えて、その影響も受けた電力の需給逼迫が深刻な状況に至りつつあります。今回はASPEnとして、太陽光発電事業者の皆さまにご協力をお願いしたい事項をお伝えします。

1.電力需給逼迫への対応

記録的な寒波による電力需要の増大や、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大に関連した世界的なLNG(液化天然ガス)供給の逼迫などによる火力発電所の稼働制約で、日本国内の電力需給が年始から非常に厳しい状況となっています。

各地の旧一電管内では電力使用率が95~99%で推移しているほか、JEPX(日本卸電力取引所)のスポット取引価格も高騰を続け、100円/kWhを超えて地域によっては200円/kWhという前例のない事態が生じ始めました。

この事態を受けて、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が地域間の電力融通を拡大させているほか、全国の発電事業者に対して発電設備の最大出力での運転が指示されています。私たち太陽光発電事業者も、この国難と言える電力需給逼迫に際して最大限の貢献を果たす必要があります。

太陽光発電事業者の皆さまにおかれましては、管理・運営されている発電所の状態を良好に保ち、電力供給量の最大化に尽力いただきますようお願いいたします。

なお、豪雪被害に遭われている地域ほど需給は厳しくなっていますが、太陽光パネルの雪下ろし等を行ってまで発電量を確保する必要はありません。身の安全を第一に行動するようにしてください。

2.太陽光発電所の被害情報の収集

今後の太陽光発電所における被害予防や被害発生時の対策検討などのために、被害情報を集めております。ご自身が保有・管理されている発電所以外でも、被害を受けた設備等を見かけたなどの情報がありましたら、下記フォームからお知らせください。

※被害連絡フォームはこちら

3.豪雪等による太陽光発電所被害への支援

今般の豪雪により、各地で太陽光発電所の被害情報が報告されています。被害への対応や復旧など、お困りのことがありましたらASPEn本部までご連絡ください。

※お問い合わせフォームはこちら

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